看護師の妊活はなぜスッキリといかないのか?

看護師の妊活

忙しく日々が過ぎていく毎日…
ふと風呂上がりに鏡をみると、
ちょっと疲れた自分、歳を重ねた自分に遭遇した経験は
ありませんか。

 

赤ちゃんがいつか欲しいと思っているあなたは
時の流れに任せている間に、タイムリミット的なものを
意識し始めているのです。

 

それは人それぞれで、
三人は子供が欲しいという人は、初産は30歳前とか考えるでしょうし
一人だけでもという人は35歳ぐらいまでに妊娠を計画しているという方も
いるでしょう。

 

結婚観がさまざまなように、妊娠出産も人それぞれです。
問題なのは、自然に委ねているのに
いっこうに妊娠の兆候が見られないカップルです。

 

婦人体温計で毎日基礎体温を測り、
タイミング法を規則正しく実践する。
おそらく、看護師ですから取り入れていることでしょう。

 

8か月〜12か月ほど経過すると、タイミング法では妊娠しづらい要素
あるのかもと思い始めます。

 

この段階で立ち止まっているあなたは
今どういう状況に置かれていますか?

 

こういう働き方をしている方は要注意です!

二交代、三交代の病棟勤務で夜勤が月に8回以上ある。
急性期病棟で目まぐるしく働いている。
オペ室や救命救急の看護師である。
夜勤専従看護師をやっている。

 

もうお分かりですね。
夜勤をやっていると、睡眠サイクルが大きく乱れて
ひいては生理不順、排卵のサイクルの乱れにつながります。

 

さらに三交代、二交代勤務、急性期病棟、オペ室、救命救急は
ストレス度が高く、仕事自体がホルモンバランスのかく乱要因となっている
可能性が高いのです。

 

では、看護師を辞めてじっくりと不妊治療に取り組むという方法もありますが、
そこには高い壁が立ちはだかります。

 

マネー大丈夫ですか?

費用=お金の問題です。
不妊治療には健康保険が適応されませんので
全額自費負担が原則です。
一部、自治体や国からの補助が可能ですが、治療が
どこまで進むのかで、費用は青天井になる可能性がありますね。

 

人工授精は一回1万円〜3万円
体内で術式が行われるもの

 

体外受精は一回10万〜です。高額なところはこの数倍かかります。

 

顕微受精は一回30万〜です。高額なところはこの数倍かかります。
上記二つは基本的に体外で受精が行われます。

 

聞いたことがありませんか?
不妊治療で高級外車が買えるほどかかったって。

 

300万とか500万という話は珍しくありません。

 

ときには取り返しのつかない不和原因にも

あなたの旦那さんが、地主の息子とかIT長者であれば
全く問題ありませんが、普通のサラリーマンであるなら
不妊治療の深みにはまると、家計のピンチ、家庭内不和が
生じることも稀ではありません。

 

ときには、不妊の原因を巡って、夫婦間で取り返しのつかない
喧嘩に発展し、ついには離婚というカップルもなかにはいます。

 

ですから、妊活には環境整備と経済面という
二つの大事な要素があると覚えておいてください。

 

あなたの家庭は、旦那さんも普通に働いていると仮定して
ダブルインカム(共働き収入)なわけです。

 

専業主婦よりも数倍稼げる国家資格=看護師免許という武器がある、
といえるでしょう。

 

夜勤から離れる勇気を持つ

環境を変えるためには
まずは夜勤を辞めることを強くお勧めします。

 

夜勤の激務は体内のホルモンバランスを崩し
妊娠しづらい身体を作ってしまう危険性を先に述べましたが、
旦那さんとのすれ違いでタイミングが合わないということも多々起こります。

 

夜勤のない日勤のみの求人は
総合病院やクリニック、専門病院にあります。

 

皮膚科や整形外科の大きめの専門病院なども
各地に増えているのでねらい目かもしれませんね。