看護師がお礼奉公中に辞めるなら奨学金返済の肩代わり(立て替え)を使っちゃえ!

お礼奉公(奨学金)の返済に悩む第二新卒看護師は多い

お礼奉公って言葉は死語ですか
って聞かれたら多くの人は「イエス」ですね、きっと。
(最終更新日;2020年9月15日)

 

だけど、お礼奉公って言葉が生きている職場が
看護師さんの世界なんですね

 

おさらいです
看護学校に入るときに
奨学金を毎月受ける代わりに
その看護学校に関係する病院(多くは総合病院)に
普通3年、長いところで5年ぐらい勤めることを約束する
というものです

 

看護学校の母体は医療法人であったり
その地域の医師会経営
市や県の自治体、または私立大学であったりさまざまです
日赤や農協系もありますね

 

勤務しなければならない病院も
看護学校を経営する医療法人の病院が指定されていたり
県や市や医師会であれば
そのエリアの一定規模以上の病院だったり
大学病院とか日赤とか
指定があるわけです

 

個別の契約ですから
貸与する奨学金の額
お礼奉公の必用最低限の期間
などさまざまです

 

ざっくりとモデルケースをあげれば
看護専門学校3年間で
奨学金総額300万程度

 

 

お礼奉公も最低3年
3年未満でお礼奉公中の病院をやむなく退職する場合一括返済 
というものが多いようです

 

労働基準法的には
1年を超える労働契約は無効ですから
奨学金を盾に労働を強制することはできません

 

よって退職は看護師さんの自由です

 

しかしながら、奨学金=借金ですから
民法上の債務は残ります
借りた金はは返さなくてはならないのです

 

ここが、お礼奉公を当然の如く強いる
病院側の強気の源泉なのです

 

一括返済できるだけの貯金がある
家族から借りて返済できるという方は
奨学金さえ返せば
何の問題もありません

 

恩を仇で返すのかといわれても
そもそも労働基準法に違反しているわけですから
そんな契約は
「奴隷契約」と呼ばれまて国際的にもわが国でも通用しませんね。
時代錯誤もはなはだしいものですから
無視でいいわけです

 

一方でマイッチングなのは
そもそも奨学金を借りた看護学生は
家庭が経済的に余裕がないから
借りたわけで、大多数の奨学金を受けた
看護師さんには一括返済できる
余裕はないわけです

 

そのへんは都会の私立大学へ行っている
ボンボン大学生やお嬢様女子大生とは違うところです

 

現実問題として
お礼奉公先の病院が
希望した科とちが〜う
職場の人間関係さいあ〜くでも
所定の年数を指折り数えて
年季奉公する=耐える必要があるのです

 

幸運な一括返済派VS不幸な年季奉公派

 

どちらにもいえることは
これからのキャリアを磨くために
計画的に転職を考えるということです

 

そのためには
ハローワークの公開求人とかでは
情報量が圧倒的に少ないのです

 

幸運な一括返済派になるための必勝パターンを教えちゃいます

 

実は、奨学金の立て替え一括返済制度を設けている病院があります
新卒看護師でも可という太っ腹なところから、
第二新卒に限りというところもあります。

 

細かく言うと
新卒看護師は看護経験1か月〜10か月くらい
第二新卒看護は経験11カ月〜3年未満です。

 

とにかくあなたに代わって、あなたがお礼奉公している病院に
奨学金を一括で立て替え返済してくれるのです。

 

一般的なケース(看護師側に有利な条件)では
残債に応じて、縛りの期間を設定してくれる病院です。

 

奨学金はお礼奉公3年間が一般的であると述べましたが、
お礼奉公の途中で辞める場合は一括返済を求められるのネックです。

 

同時に奨学金返済額も大問題となります。
計算を簡単にするために300万円奨学金を借りているとします。

 

1年間勤めあげると、奨学金返済額は100万円減って、200万円になります。
2年間勤めあげると、奨学金返済額は200万減って、100万円になります。

 

こうやって勤務年数に応じて奨学金の残債は減っていくのが一般的です。
なかには3年間を36カ月として1か月ごとに減らしてくれたり、半年毎に減らしてくれたり
計算方法はいろいろと違うようです。

 

看護師にとっていちばんいいのは、細かく1か月ごとに返済額が減っていくのが
良いということが分かると思います。

 

では、次に
どのようにお礼奉公中の退職に伴う
奨学金一括返済を肩代わりしてもらうかという
実際例をみていきましょう。

 

肩代わり=立て替えです
奨学金という借金を一括で立て替えて、
転職先の病院が元の病院に手切れ金として支払ってくれます。

 

当サイトメンバー看護師のN子さんの場合は
新卒で入った病院を1年2か月で離職して
転職先の病院に180万円を支払ってもらって
奨学金の一括返済をしました。

 

もちろん、転職先病院の口座から元いた病院の口座へ
直接振り込みがなされるわけではありません。

 

あなたの口座に振り込みが会って、
元病院に奨学金返済がなされるのです。

 

N子さんの場合
転職先の新病院でのお礼奉公期間は
1年10か月と決められました。
前の病院の1年2か月合計してちょうど3年間となるよう
配慮がされています。

 

N子さんの場合、転職先は希望の診療科にも配属してもらう
約束と新しいメンターも半年付けてもらう約束までしました。

 

こうやって入職前に条件調整ができるのも
ありがたいですね。

 

慎重に新しい職場を選んだおかげで
お礼奉公が満了しても
ずっとこの病院に勤めています、

 

最初の新卒で入った病院は今考えるとかなりのブラックに近いグレー病院で
いまの病院はとてもホワイト病院らしいです。

 

(体験談はココで終了)

 

一般的にいうと非公開です

 

転職先が奨学金(借金)を肩代わりしてくるのですから
裏がありそうですね。

 

そう、あなたは新たに転職(入職)した病院から
給料天引きでその一括返済してもらった金額を返済していくことになります。

 

でも、この立替一括返済制度は非公開になっていることがほとんどです。
だって、大々的にやると、せっかく奨学金で縛り付けていた看護師を
引き抜くことになるからです。
度がすぎると看護師の血みどろの争奪戦が起きるから、こっそりとやるのが
穏便な得策だということなんですね。

 

実はHPにもヒントがありますね。
「奨学金返済資金貸付制度のご案内」
と検索すると

 

大阪のPL病院のHPが登場します。
リンク先はこちらです。
PL病院奨学金返済資金貸付制度のご案内
条件が細かくてちょっと使いづらそうですね。
他にいくつかありますが、
個別の病院でいちいち
奨学金返済の立て替えとか肩代わりをしているかを
調べるのはたいへんすぎて
現実的ではありません。

 

そもそも公開されていないことが多いのです。

 

じゃあ、みなさんが欲しいその情報はどこにあるのか
あるところにはあります
それは非公開求人をたくさんもっている実績のある
看護師転職支援サイトなのです

 

 

 

お礼奉公に悩んでいる看護師さんは
いくつか登録してみて、ずばりリクエストを出してみてください
キーワードは「立替一括返済制度」というたった8文字のことばです

 

登録自体はどこも2分もあれば終わります。もちろんすべて無料です
転職活動を強要されたりすることもありませんし、
こちらのペースでじっくりと転職活動をすることができます

 

注意したいのは、看護師さんの転職活動は平均で8ヶ月かかるといわれています
ですから、一括返済制度を狙うあなたは、給料や診療科などの希望もあるので
早め早めに登録だけでも済ましておいたほうがいいですね

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うまく活用して、希望の職場を勝ち取った方も多いです。
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